皆さん、フィリピンの「バロット」って知っていますか?
日本のテレビ番組などでは衝撃的なグルメとしてよく紹介されていますが、実際に口にしたことがある日本人はそう多くはないでしょう。この卵、実は非常に栄養価が高くおいしいのですが、食べるのには少しの勇気が必要です。
でも、このページでバロットの正体を知れば、きっとあなたも挑戦したくなるはず(?)。さあ、未知なる食文化の世界、バロットを研究してみましょう。
バロットはフィリピンでは道端の露店で売られています。籠の中にタオルを敷き、その中でしっかりと保温されているため、買ったときはアツアツです。
新聞紙(や電話帳のページ)に包んで、その中にかなり大きな結晶の粗塩をひとつまみ入れてくれます。この塩をつけて食べるのがスタイルです。
値段はひとつ 7ペソ(20~30円)程度と、とてもリーズナブルな国民食です。
こちらの写真がバロットの外観ですが…見た目は普通の卵ですね。美味しそうです。
実物は普通の鶏の卵より少し青みがかって見えることがあります。これは、バロットが「あひるの卵」であるためだと言われています。
では、さっそく頂いてみましょう。殻をむいて…(ドキドキ)
…失礼しました。これがバロットの中身です。どう説明してよいのか…複雑な要素が混ざり合っていますね。
もっと近くで見てみたいという勇気のある方は、ぜひ写真を詳細を確認してみてください。
先ほど卵が青みがかって見えた理由。それは、この中身の色のせいだったのですね。この黒いパーツ、一体何だと思いますか?
ついに出てきました。この黒い部分、実はあひるの「ひよこちゃん」だったのです。よーく見ると、お顔もくちばしも足も、毛すら確認できます。
モザイクの向こうにはその姿がはっきりと写っていますが、後悔する可能性が高いのでおすすめはしません。
うーん、これがバロットの正体だったのですね。
つまりバロットとは単なる「ゆで卵」ではなく、「茹でた孫」だったわけです。(…親御さんたち、そして気分を害された方、ごめんなさい!)
ご馳走様でした! (^^)
編集後記
私はバロットが大好きです。味は本当に濃厚で美味しいからです。
ただ、今回の撮影はいつもと違い、明るい部屋でじっくり分解しながら食べたので、正直なところ結構な精神的ダメージがありました(笑)。
ひよこをパーツごとに取り出したときは申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、眺めていると結構可愛かったですよ。その後食べるのには相当な勇気が必要でしたが…。
撮影のために2個も食べたら、翌日ひどい胸焼けに襲われました。それだけ精の強い食べ物だということですね。皆さんは決して解剖などせず、そのまま美味しく食べてくださいね!